2017年03月16日

 ベトナムとの戦い Episode 10


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ສະບາຍດີ!(さばいでぃー!;ラオ語でこんにちは!)
Cafe & Bar ສະບາຍດີ店主です。

6年前のベトナム旅行記です。店主がベトナムのどこに惹かれるのか、それが分かっていただけそうなので紹介します。

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Episode 10


まだ、続いていたのか...このシリーズ。 書き直して思ったが、前の話で終わった方が良かったかもしれない。

ベトナム滞在最後の夜。それは、最後の夜のクラブ活動を意味する。
今回はかなり気合が入っている。

これまでのクラブとは違う、HIP HOPのガンガンかかるクラブで思いっきりブレイクしてやるのだ。というワケで、ハコ選びからして慎重にコトを運ばなければならない。

レストランのお兄ちゃんに聞いて見ると、それほど詳しそうでもなかったが、CLB Quoc te Ntayというところを紹介してくれた。

よーし、今日はハッスルするぞー!
(BGMは『ハッスルばあちゃん』(ひらけ!ポンキッキより)でお願いします。)

タクシーで乗りつけると、なんだかすこーしさびれたような感じ。結構こういう雰囲気は好きだ。なんだか昭和のニオイをぷんぷんさせるキャバレーのような風格だ。 もちろん、昭和のキャバレーなんて行ったことはない。

入り口のオバちゃんに、念のために確認しておく。
"Do you have HIP HOP music?"

「もちろん!私もHIP HOPは大好きだよ。」

オバちゃんは即答した。

2Fへと上がるエレベータの扉が開くと...

そこは、思っていた通り、昭和のダンスホールのような雰囲気。
やっぱ、どこか寂れているよ、この店。
でもフロアは結構広い。

とりあえず、コーラを注文する。
しかし、若者がいないな、この店。
どう贔屓目に見ても、30歳以上の紳士と淑女ばかりだ。
いや、むしろ50歳以上の方たちばかりではないのか?

しばらくして、お目当てのHIP HOPがかかったので、フロアへと繰り出す。
隣のおっちゃんもへんてこなステップ踏んでいる。
私の出鱈目ステップをはるかに素人くさくした、いい加減さだ。

いいんだ。
ダンスは楽しんだもの勝ちである。

曲は私好みの早いテンポ。
今回のクラブ活動で一番ノッテクル。
私のステップもだんだん早くなり、やがて飛び跳ねる。

...

ここまで来ると、もはやスポーツだな。
バービージャンプ連続とか、ヒンズースクワットしているのと大差ないぞ。

ぽたぽたとフロアに滴り落ちる汗。

甲子園球児並みに汗をかいて、ああ、これぞクラブ活動。
ていうか、暑苦しい。

曲の終了とともに、とりあえずベンチに引き上げる。
そしてかかる次の曲。

...!

待て!

なんだ、この曲。
と同時に、フロアになだれ込む男女の組。

Shall we danceやんけ〜!

社交ダンスのクラブだったのか。
これは一人では踊れないなあ。
それにしても、おっちゃんオバちゃんたちのうまいことよ。
思わず見とれてしまうほどだ。

感心してばかりもいられない。
別にオバちゃんと意気投合してしまうのが嫌だとか、若者と出会いたいから、ということではない。とにかく、曲の終焉とともに館を後にする。
次のハコを探す!

やはりベトナムは手強かった。



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今回の写真は、女性の皆様にサービス


注)2010年9月16日mixi上にて公開した日記を一部加筆修正したものです。


序章
Episode 1
Episode 2
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2017年03月15日

 ベトナムとの戦い Episode 9


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Episode 9


ベトナム滞在7日目。いよいよ明日は、この地を発つ。

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Hà nội市内、ホアンキエム湖の周囲は公園になっていて、ジョギングやバトミントン、散歩に来る人たちで賑わっている。

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Mua Roi Nuoc(水上人形劇)というものがこの湖のほとりにある劇場で上演されるらしいが、そこには興味がない。

もっぱら湖に向かって一人、Saxを吹いてみた。
ちらほらと聴いてくれる人たちがいる。

そろそろ日も暮れるかという頃、一人の男が話しかけてきた。
「Saxか。ベトナムにも偉大なSax奏者がいるぞ。」
「一人か。結婚は?彼女は?」

いつも通りの話題から入って、男としばらく話をした。

「俺は本を売って稼いでいる。」
「結婚はしていない。俺も昔は彼女がいたが、別れてしまった。金持ちの男のところへ行ったんだ。」
「この国では、金のないヤツは結婚できない、彼女もできないんだ。」
「お前と一緒だ。お前も金がないんだな。」

周りを見渡してみた。散歩する者たちやベンチで話しこんでいる恋人達。
確かに、裕福そうだ。

「Hà nội近郊の村から出てきて、今は一人で暮らしているよ。」
「バイクを持っているが、いつかは車を持ちたい。」
「もう少し金が貯まったら、教習所へ行くんだ。車を買って、タクシードライバーになるのが俺の夢だ。」

こんな自動車とバイクだらけの町で、タクシーの運転手なんてしんどいのではないか。事実、以前に乗ったタクシーの運転手は、ほとんど一日運転していて、とても疲れると言っていた。
私はつい、余計なことを言ってしまった。「疲れるだろうに...」

男は反論する。
「タクシードライバーは稼ぎがいいんだ。」
間違いない。公園で本を売るよりはよっぽど稼ぎがいいだろう。

3年ぶりにベトナムに来て思ったことは、裕福な人たちが増えたなということだった。
ベトナム経済は急速に上を向いている。それは確かなのだろう。
ノートPCをもってレストランに入る人も増えた。奇麗な格好をしている人たちも多い。
以前は外国人しか入らないような高級レストランでも、たくさんのベトナム人の姿を見かける。

しかし、それはベトナムの姿の全てではない。
中にはこの男のように、決して多くはない稼ぎを必死に作り出している者もいる。
道端で店を構える商いの者達は、昔と変わったとは思えない。
これまでと同じように生きている。

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私の嫌いな言葉、「格差」をこの国で感じてきた。
否。正確に言うと、嫌いなのは「格差」絶対反対論だろうか。

成功する者は努力するし、時には冒険もする。
かつてのGold rushの開拓者たちのように。
努力やリスクを払わずに、成功者を妬むかのように「格差」反対を唱えるのなら、一生麦飯を食ってるがいいとさえ思う。

ただ、チャンスは平等に与えられなければならない。
成功をつかむ機会に「格差」があるのなら、私も反対する。

「格差」を感じて思うことはある。
厳しい現実だ、と。

しかし、強い外貨を持つ私もまた、その一人なのだ。
彼らが欲しがる「日本製」のバイクよりもまだ高いSaxを持ち歩いてふらふらしている。
レストランでは、庶民の食事代の10倍もするような値段を惜しげもなく払うことができる。

そんな自分を悪とし、彼らのために私財を投げ打ってガンジーのように行動することはできない。
食事も高級レストランは一切行かないということもできない。
私は俗にまみれた人間の一人なのだ。

そんな私ができることは、これだけだと信じている。
一所懸命生きていくこと。
それは、彼らの前でも熱く夢を語れる生き方をしていくこと。

男は、夢を持って必死に生きているではないか。
一人の人間として、彼らに負けない必死さで生きていたい。

恥ずかしい話、男は私に本を売るかな?と思った。
しかし、そんな言葉は一つも出なかった。
彼もまた、一人の人間として私と接してくれたのだと思う。

ありがとう、Kienさん。
あなたに会えてよかったよ。
あなたの夢、タクシードライバーになる夢が叶いますように。

私達は、握手を交わして分かれた。
次、彼に会うときは、彼の運転するタクシーの乗客として会えると嬉しい。

すっかり暗くなったホアンキエム湖を後にする。
相変わらず、公園は楽しそうな人たちが行きかう。
しかし、ここにも夢を持ち、厳しい現実の中を必死で生きている人間がいた。
彼の存在は決して忘れない。

...

さて、ホテルに戻って着替えるか。
夜のクラブ活動、最後の舞台の始まりだ。

判定
勝負にならず。


注)2010年8月26日mixi上にて公開した日記を一部加筆修正したものです。
続きます。

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2017年03月14日

 ベトナムとの戦い Episode 8


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Episode 8


Đà Nẵngから再び、首都Hà nộiへ。

3年前、ここHà nộiで働いていた友人(兄貴的存在)が連れて行ってくれた楽器店で、バンド仲間へのお土産を買う。

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隣はBún chả(つけ麺)の店ĐẮC KIM。

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ここも兄貴に連れて来てもらったのを思い出す。
地元の人たちがひっきりなしに訪れる、人気の店。
ちなみに、写真に写っているのは相席したお姉さんであって、連れではない。私はハードボイルドに一人旅なのだ。

ビールとの相性も抜群。うまい、うまい。
しかし、一人では食べきれない。

残すのももったいないが、お腹一杯のところへ無理やり詰めても、せっかくのおいしいものが嫌いになりそうだ。

さて、どうしよう。
一人旅の困るところって、まさにこれだ。 料理を持て余してしまう。

少し考えて、決めた。
ホテルの人たちへのお土産にしよう。
気さくに声をかけてくれる彼らだ。きっと喜んでくれるだろう。

彼らの分にしてはやや量が少ないので、もう一人前追加。
ビールと2人前〆て、13万ドン。
げ!けっこうしたな。そりゃ、あれだけの量じゃねえ。
だいたい600円也。

ホテルに持って帰って、フロントのお姉さんに渡すと、なにやら話し出す。
「今日は祖先のために捧げる日の初日で...」

なんだ?お盆みたいなものかな?

ご馳走を作っていて、一緒に食べないかと誘われた。
いや、お腹は一杯なんだけど...

せっかく誘われたのに断るのはアカンやろ。
ラオスでも、ホイホイついて行くとみんなに喜ばれたし。

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ホテルのオーナー夫妻とその息子、そして従業員達と一緒に食事をしました。あれこれ料理の名前を教えてくれたり、気を使ってご飯をよそってくれる彼ら。
ありがとう。
あなた達のおかげで、また素敵なひとときを過ごすことができた。

Hà nộiに来たら、またこのホテルに泊まりたい。

TIME HOTEL
18 Dao Duy Tu, Hang Buom, Q.Hoan Kiem, Hanoi, Vietnam
+84 4 3929 0680
WWW.timehotel.com.vn

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空港のInformationで紹介してもらったホテル。
はじめ$30と言われ自分で探そうと思ったが、もう一度そのInformaitonを訪れると、別の人が$25だと言う。
なんだ、その値引きは?
この日はリピートした日だったので、$20にしてくれた。
部屋もとてもキレイで、シャワールームもお洒落。

ホテルのフロントのお姉さんに釣られてでは、決してない。 ホ、ホントだよ。

お姉さんは将来ツアーガイドになりたいと言っていた。
あなたの夢、叶いますように。


判定
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posted by sabaidee at 13:54 | 大阪 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | my life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする