2017年03月07日

 ベトナムとの戦い Episode 1


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ສະບາຍດີ!(さばいでぃー!;ラオ語でこんにちは!)
Cafe & Bar ສະບາຍດີ店主です。

6年前のベトナム旅行記です。店主がベトナムのどこに惹かれるのか、それが分かっていただけそうなので紹介します。

ベトナムとの戦いの定義についてはこちら

飛ばしていたEpisode 5の前に、Episoce 1を紹介しなければなりません。
ちなみに、Episode 4の後にEpisode 6がきたのは、Episodeは戦いの日付順にナンバリングしていて、mixiにUPした順とズレが生じているからです。というわけで遡って、初戦の話が始まります。


Episode 1


これを書くにあたり、当日はあまりに腹がたっていたので、文章がまとまらなかった。 とてもUPできなかった。
ベトナムに来る直前に衛星放送でやっていた、STAR WARSの影響も否めない。
Episode4,5,6の後に1,2,3 が制作された、あれだ。

ベトナム入国2日目のこと。

序章にもあったように、とにかく3年半ぶりのベトナムだ。気が抜けない。

ハノイからダナンヘ飛行機で飛ぶことにした私は、空港までの渋滞を避けて3時間前に空港入りを果たした。空港のレストランでは無線LANが使えて、日本よりもネット状況は快適だ。ご飯を食べたりしている内に、フライト予定時刻の50分前になってしまった。

チェックインを済まし、チケットを受け取る。Gate1へ行けということなので、進む。Gate1のモニターにはHo chi minhの文字が。Da nang行きは、この便の後だろうかと思い、とりあえずCafeでネット。そろそろ30分前かというころに、Gate1へ足を運ぶ。モニターはまだHo chi minhのままだ。

20:15、予定時刻の15分前になってもまだ消えぬHo chi minh行きの掲示。Gate1にはHo chi minh行きの行列がまだ並んでいる。あと15分でDa nang行きが裁けるとは思えない。スタッフに聞きながらチケットを見てビックリ!20:05になっているではないか!見落としていた。横で西洋人のお兄ちゃんが、スタッフに突っかかっている。スタッフのおばちゃんの話を聞き取ったところ、「15分遅れた」

誰が?私たちがか?

お兄ちゃん「次のフライト?」
おばちゃん「9時25分」
お兄ちゃん「あんたの言っているいることがよく分からん」

よく分からんのはこっちだ。
久しぶりにみなぎる緊張感。
なぜなら、ラオスにいたときに2度フライトを逃したことのある私。まさかここで足止めを食うわけにもいかない。前回と違い、今回は自腹だということもある。Body languageの次に得意ないんちきEnglishを駆使して、出した結論は次の通り。

次のフライトは21時25分の予定。
次のフライトに乗れるらしい。

私のようにスタッフに聞いている人は他にもいた。フライトの変更が急だったのか。間抜けな人間が私だけでないと知り、少し安心した。実際、チェックインする直前に確認した案内では、フライト予定は20:30だった。

21:25を過ぎても来ない飛行機。
「飛行機が遅れています、すんません」という英語のアナウンスをなんとか聞き取る。そのあいだにも、他の飛行機のゲート変更がされ、その都度翻弄される旅客たち。なんといっても日本と違って便全体の案内がここ搭乗口にはないので、頼りになるのはベトナム語と英語で流れる放送だけだ。

スタッフの言うとおり、ただ待つだけでいいのか?
次のフライトに乗るのなら、なんか手続きせなあかんのとちゃうの?
待合室の席に座り、おもむろに立ち上がってうろうろし、時折スタッフに何もせんでええのかと尋ねてと、とにかく落ち着かない私。
焦燥感が募るばかりだ。

席を立ち上がる拍子にデジカメを落としてしまった!
あ!っと思い、拾い上げてみると、レンズのカバーが歪み、カバーフィルターが割れてしまっている。
あー、これでズームレンズは使えなくなったな。
やられた。

21:40頃になり、ようやく開くゲート。しかし、次のフライト客がいるのに、どの席に座ったらええんや?
もしかして、新幹線のように自由席!とか...? まさかね。
スタッフに尋ねると、チケットに表記してある席に座れという。

いいのか?
えーい、どうとでもなれ。

やってきた飛行機は、関空→ベトナム機よりも大きなジェット機だった。
これなら、先の飛行機にあぶれた人間も座れるに違いない。多分。きっと...座れるんじゃないかな。ま、ちょっと降ろされる覚悟はしておこう。

とりあえず席に座ったものの、いつこの席に座ろうとする人間が現れるか分からない。
チケットを握り締め、他の乗客の動きをじっと観察する私。

乗客もほとんど乗り込み、ほぼ満席状態だ。最後と思われる3人の乗客が私の席の近くまでやってきた。
頼む!彼らがこの席に座りませんように。

お兄ちゃん達は、斜め前の席に荷物を置いた。
これで全員乗り込んだ。

そして、やっと全てのことを理解した私。

ただ単に、フライトが遅れていただけなのだ。
西洋人のお兄ちゃんの「Next flight?」の言葉に見事引っかかった。
チケットをもう一度見直すと、“Bording time 20:05”となっている。
搭乗時刻が20:05か!
焦ったおかげでカメラのレンズフィルターまで割ってしまった。

入国2日目にして、ベトナムはヘビーパンチを浴びせてきた。

...

今になって冷静に考えると、勝手に暴走して自爆しただけか。
アナキンスカイウォーカーが自らの暗黒面にとらわれ、ベイダー卿が誕生したように、私はベトナムに翻弄された。

1558181609_176.jpg

こうして波乱万丈のフライトを経て、ダナン編が始まる。

ベトナムの駄目押し攻撃
遅れに遅れたフライトの結果、ホテルに着いたのは23:30。
町中のほとんどの店はもちろん、閉まっている。
町についてからホテルを探そうと、予約をしていなかった私。
ガイドブックに載っていたホテルに空室があって本当によかった。

判定
Knock Out負け

Continued to Episode 2



注)2010年8月11日mixi上にて公開した日記を一部加筆修正したものです。
続きます。

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Episode 6
Episode 1
Episode 5.1
Episode 5.2
Episode 5.3
Episode 5.4
Episode 7
Episode 8
Episode 9
Episode 10
戦績発表
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外伝之弐




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2017年03月06日

 ベトナムとの戦い Episode 6


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Episode 6


今日もベトナムの軽いジャブを紹介しよう。

ダナン入り4日目

昼ご飯をとろうと入った、いわゆる大衆食堂。(cơm biìh dân)
ご飯におかずを載せていく、Episode 4と同じタイプのワンプレートタイプのご飯。
私がベトナム語を話せないからか、食堂のおばちゃんは、箸を渡して好きなおかずをよそえと言う。
そんなかなり自由な食堂でのこと。

私が食事を終えビールを飲んでいると、お店のおばあちゃんが私のテーブルで相席よろしく、食事を始めた。
従業員のおばちゃんは、おばあちゃんに私の隣のテーブルを勧めていたのだが、どうやらそこがお気に入りだったらしい。

なにやら話しかけられたが、早口のベトナム語だったのでよく分からない。私がBody Languageよりもはるかに得意とする話術、“にっこり微笑んで力強くうん!と頷く”と、おばあちゃんもにっこり微笑んだ。

おお!

ベトナムと交流できた瞬間だ。
いいぞ、ベトナム。
なんだか懸命に戦っている自分が小さく思えてきたぞ。
ベトナムは戦う相手じゃない。
そうだ!ベトナムは、我が“強敵(とも)”なんだ。

なんて20年以上も前に流行った漫画のようなことを考えたわけではない。

ぼーっとビールを飲んでいる私の目の前にあったお茶。
それが突然姿を消した。そして次の瞬間、おばあちゃんの右手に握られているではないか。

あなたはっっっ!
時を止める能力の使い手だったのかーっっっっっ?!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

そして、自分の空のコップに注ぎだす。

ズッキュゥゥゥゥン!!!

!!!

日本じゃ、ありえねー!!!

客のお茶を店の者が勝手に飲みだすなんて。
おばあちゃんのかわいさに、思わず一緒に記念撮影しちゃいました。

軽く打ってきたベトナムのジャブは、不意を衝かれてカウンターパンチとなった。
ポイントを奪われました。


注)2010年8月10日mixi上にて公開した日記を一部加筆修正したものです。
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2017年03月03日

 ベトナムとの戦い Episode 4


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Episode 4


ダナン3日目

昼ご飯を食べようと、ホテル従業員のお兄ちゃんに聞いたcơm(コム)ご飯やさんが並ぶ一帯へ足を運ぶ。

今日はご飯の上におかずを載せた、ラオ語でいうカオラートナーを注文。ベトナム語だとそのままcơmでいいのかな。誰かベトナム語教えてください。

おかずに牛肉をグリルしたものと玉子焼き、そして空芯菜を載せてもらった。
ご飯は炊き込んであるらしく、うっすらと黄色い。

うめえ!
これで21,000đồng!大体100円くらい。

喉が渇いたので、無料のお茶を注文する。

「ちょー とい ちゃー」

なんだか日本語を喋ってるようだが、こんな片言ベトナム語でも充分通じる。
店のおばあちゃんがなんか言ってきたが、「だー」という言葉だけは聞き取れたので、「だー」と笑顔で返す。なんなら、A猪木氏のようにあごをしゃくりあげてみてもいい。

中学生くらいの男の子がだー(氷)の入ったお茶を運んできた。

1556904935_187.jpg


...

おい、ぼうず。
そんな遠くにお茶を置いたら、手を伸ばすのが大変やんけ。

1556904935_44.jpg


...

こら、ぼうず。
そんななみなみとお茶を入れたら、口に運ぶまでにこぼれてしまいそうやんけ。

大きな一撃ではないが、ベトナムは私にジャブを打ってきた。

いやいや、ラーメンやお茶に指を突っ込む日本のおばちゃんよりはましか。
「大丈夫、おばちゃん熱くないから」

ぼうずならこう答えるだろう。
「大丈夫、ボクこぼれないようにがんばったから」

たくさん注いでくれた、ぼうずのサービス精神に感謝しよう。

なにより、この店のおばあちゃんの笑顔がとても素敵だ。
それだけで、すべてのことが許されてくる。

ジャブと右ストレートを打たれた、私の判定負け。

1556904935_90.jpg



注)2010年8月9日mixi上にて公開した日記を一部加筆修正したものです。
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