Cafe & Bar Sabaidee店主です。
第35回勉強会、無事終了いたしました。
今回は10代から40代まで、幅広い層の方々に参加していただきました。
『妖怪変化』、皆さん立派なモンスターに変身できたのでしょうか？
まずは自己紹介から。当然、皆さんまだ人間です。
机にメイク用品を広げ、いよいよ始まります。
今回は、鬼、ゾンビ、ゾンビピエロの3種類。それぞれなりたいものを選びます。ご参加された中で二人の娘さんを持つお母さんだけが、選択権を与えてもらえませんでした。「お母さんは、鬼ね。」娘さんたちの一言で、即決でした。
さあ、この2人は、どんなモンスターに変化するのか。ドーランを塗っていきます。
こちらは、手前の2人と奥の3人で、それぞれチームが違います。立っていらっしゃるのが、先生の一人です。
「シャーッ！！！」
まだドーランを塗っている途中段階なので、全然怖くありませんよ。
大分顔色が変わってきました。
そんな二人の姿を見て、笑う他の方たち。
いやいや。あなた方もほぼ同じ状態ですよ。
え、え！えーっ？！
まさかの、お笑い志向？
先生のアドバイスを聞きます。
まさか、デーモン閣下になる．．．んじゃないですよね？
先生による手直しが入ります。
こちらも、先生が描いてくれています。
熱心に塗っていく3人。無心で塗っていきます。
「ん！どんな感じ、俺？」
もはや、人間ではなくなりました。
素顔を思い出すこともできません．．．
先生が、優しく楽しく、アドバイスしてくださいます。
「ふふふ。ワタシ、キ・レ・イ？」
ただ、ひたすら無心に顔を塗っていく3人。
スマートフォンで表示したモンスターをお手本にします。
同級生の緑の顔がこちらを向くたび、笑いをかみ殺します。
先生による手直し。
きりっとした顔に仕上げていきます。
こちらは、ほぼ完成形。鼻がつくと、雰囲気が出ますね。
バギー船長？
奥の二人の顔もだいぶ仕上がってきました。ピエロですね。
ほぼ仕上がりのピエロは、周りが気になる様子。
ぎょえー！
こんなになっちゃうんですね。店主の友達だったのに．．．別人です。
ど、同級生まで．．．！
さあ、いよいよ最後の仕上げです。
血のりをつけていきます。そのままでは鮮やかすぎて雰囲気が出ないため、緑色を加えてドス黒くするそうです。
口周りに血を塗りたくります。
おおー！
みごとにピエロに変身しました。
先生から最終チェックを受けます。
いや、そんなに顔色が悪くて血を吐いているのに微笑み返してもらうと、逆に気持ち悪いです。
似合うウィッグを選びます。
いやいやいやいやいやいや！
それはお笑い芸人になってしまうでしょう。
同級生も選びます。
「私、綺麗．．．」彼女の心の声が聞こえてきそうです。
血のりで仕上げ、完成したゾンビ・ゾンビピエロ姉妹。
あ！いつの間にか、ピエロさんたちもウィッグをつけています！
完成を迎え、撮影にいそしむ元同級生。
角は、店主の作品です。
この顔を見て、同級生だと気づく人は誰もいないでしょう。
牙は今回、ご飯粒でくっつけています。
と、いうわけで．．．
見事に変身できました。
写真撮影の後、メイクを落としてお茶会。メイクしたままJR福島駅へ行くという野望は、残念ながら果たせませんでした。次回は、ぜひ！
ゾンビ・ゾンビピエロ姉妹は、このメイクのまま、大阪駅経由で帰宅しました。周りのリアクションがよく、クセになっていたかも？と、お母さんの後日談にありました。
妖怪先生ご三方のおかげで、無事第35回勉強会も終了しました。先生方、そして参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました。皆さん実に楽しそうでした。ゾンビピエロの妹さんに言われた、「店主は肌色の全身タイツに、店に飾ってあるアノニマスクをかぶる」というアイディアに乗らなかったこと、ほんのすこーしだけ後悔しています。でも、それをやっていたら、もっと後悔していたと思います。
それでは、第36回勉強会をお楽しみに。
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