MAPMENUPV貸し展示スペース旅の情報ノートສະບາຍດີ!(さばいでぃー!; ラオ語でこんにちは!)
Cafe & Bar ສະບາຍດີ店主です。
ベトナムへの買い付けの旅から帰ってきました。
弊店は通常営業しております。
ベトナムの旅の話はもう少し続きます。お付き合いください。
Đà Nẵng ダナン着いたー!ダラットからの夜行バスは、途中いくつかの町で乗客を降ろし、ダナンへと向かった。ベトナム人の乗客なら家に帰るのだなと分かるのだが、どう見てもバックパッカーのような欧米人が2組、深夜2時や3時とかいった時間にそれぞれ異なる場所で降りていくのを見ると、彼らはいったいどこへ向かうのか?他人事ながら心配になってしまう。おそらく宿はすでに手配しているのだろうが。
早朝、ダナンまで間もなくという地点でバスの窓から。ベトナムの田園風景は本当に美しい。ベトナム戦争の悲劇を描いたオリバーストーン監督の「天と地」を観ていただければ、店主の下手くそな写真よりもはるかに美しい光景を観ることができる。
ダナンの
Trung Tâm(チュン タム)バスターミナルとりあえず荷物を置いて、情報収集。ここから町中のホテルまでどう移動するか。ネットで検索をかける。
案1 タクシー → 高いから却下
案2 grab(タクシー配車アプリ)を使う → grabもダウンロードしておらず使い方もよく把握していなかったので保留
案3 路線バス → 安いし、店主に時間もたっぷりあるので採用!
最近のGoogle Mapsさまは本当によくできていて、路線バスさえも調べることができる。
...
え?前からなの?つい先月、日本に住むベトナム人の友達に教えてもらったばかりだ。
まずは、宿泊するZION HOTELを検索する。
次にルート検索ボタンをクリック。
出発地点を決定する。Trung Tâm(チュン タム)バスターミナルを探してクリックした。出発地点を直接入力することもできる。
公共交通機関のボタンをクリックする。もちろん徒歩をクリックすると歩いていく道のりを表示してくださる。
バスの車掌であるおばちゃんにこの画面を見せれば、降りたいバス停に着いたときに教えてもらえる。
よし!完璧だ。
...
問題は、この広いバスターミナルのどこから路線バスが出発するのかを調べることだった。あっちのおじさんに聞き、こっちのおじさんに聞き、grabドライバーの勧誘を断り、20分は費やしたと思う。トイレに行きたくなったので公衆トイレへ行くことにした。こういう時に焦って行動すると、とんでもない選択をしてしまうことが多々ある。旅先では、余裕を持った選択をすることが望ましい。どうでもいいことだが、大ではない。
ということでトイレに入ったのだが、なんだコレ?
スリッパが全て左側なのである。ということは、だ。女性トイレにあるスリッパは全て右足用なのか?思うに、スリッパの盗難防止策だろう。え、本当?
トイレの前におばちゃんがいたが、無料だったような気がするし、お金を払ったような気もする。すでに2か月以上前のことなので、忘却の彼方だ。まあいいや。払うとしても10円くらいでいい。うーん、やっぱり無料で使わせてくれたから、すごいなと思ったような気がする。
スッキリしたところで再び守衛さんらしきおじさんに路線バスが出発する場所を聞く。あそこだよ!と指さしてくれたので、あそこだね?あそこ?あそこだよね?と指さして3回念を押す。
バスに近づき運転手らしきおじさんに聞くと、乗れ!というので荷物を放り込んで乗り込んだ。
バスの中。移動中はGoogle Mapsさまで現在地を確認する。どうやらホテル近くのバス停まで行きそう。
と思ったのに。
あれ?ここ直進するんじゃないの?
バスは右折してしまった。あわてて次のバス停で降ろしてくれとお願いする。
スーパーマーケットBIG Cと
コン市場近くの
バス停で降ろしてもらったので、そこから10分以上かけて歩いた。まあ、大した距離じゃないからそれほど疲れることもない。登山リュックにお土産の入った大きなキャリーバッグ、貴重品の入ったリュックにSaxがなければな。路線バスでもしっかり荷物の料金も取られたし。まあ、これだけ多ければ当たり前か。
ZION HOTELはここ数年ダナン滞在の際に利用している。一泊1,300円とめちゃくちゃ安いというのに、町中にあるのでどこに出かけるのにも便利だし、ホテルでバイクを借りることもできる。部屋もきれいとは言わないが清潔だし、シャワーも及第点だ。この値段ならコストパフォーマンスに充分優れていると言っていい。友達のベトナム人(セレブ)も、値段をいったらびっくりしてた。彼の友達がダナンに遊びに来た時、店主に聞いたことがある。「お前のホテルは何という名前だ?」「どこにある?」「いいホテルか?」彼の泊まったホテルも中級ホテルとしては悪くないだろうが、店主の泊まっているホテルも気になったのだろう。名前を教えてももちろん知らなかったし、いいホテルか?という問いには、”Not the best hotel, but enough for me."と答えておいた。人間分相応ということを理解しておいた方がいいこともある。そして、彼の泊まっているホテルの方が値段も3倍は高そうだったぞ。ちなみにここのホテル、最近はドミトリーもできたらしい。そして1Fにある部屋はハズレだ。エレベーターのないホテルなので、荷物がたくさんあるなら上にまで上げる必要がない利点はある。さらに、広い部屋に2つの大きなベッド、その奥に使えない吹き抜けの部屋が続く。しかし、カビ臭い。あろうことか、ドミトリーができたからであろう、部屋の入口すぐ右にあったトイレとシャワー室は、共用になっていた。なんじゃ、そりゃ?
とりあえず一泊はここにするが、フロントで次の日から部屋を変えてくれとお願いする。昨年は最上階になり、階段を上らなければならないという面倒を十分補うだけの日当たりのいい快適な部屋になったのだが、残念ながら今年は3Fにある部屋になった。それでもカビ臭さがないのでとても助かる。トイレとシャワーも部屋内にあるし、wifiも使える。充分いい部屋だ。
このホテルの近くには道に面したCafeがあり、去年は日本語のような名前のCafeでそこには日本語を勉強していた大学生もいたから会えるかな?と思って行ってみたのだが、店は変わっていた。まあ、いいや。Wifiを使わせてもらおう。
というわけで、ダナンの町で店主のベースとなった
Maybe Coffee & Ⅾrinksさっそく、ダナンに住む友達に連絡をとる。いつものホテルだというとすぐに分かってくれた。昨年食べたシーフード料理屋が新鮮でとても美味しいうえに飛びきり安いので、今年もそちらをリクエスト。連れて行ってもらった。
Hải sản Năm Đảnh(Nam Danh ナムダン Seafood restaurantghẹ hấp ゲ ハップ(蒸したカニ)
味付けは塩胡椒にライム汁をかけたライムソルトペッパーで。カニそのものの味を楽しめる。カニを剥くのが面倒で手が汚れるのを嫌う店主にはあまり興味が湧かないが、カニ好きの店主の実家の家族なら狂喜乱舞していることだろう。(誇大表現をお許しいただきたい)ベトナムのカニにはcua(クア)とghẹ(ゲ)の2種類があり、こちらはより庶民的な値段のghẹ(ゲ)。
nghêu xào kiểu thái ゲウ サーオ キウ タイ(タイ風アサリの炒めもの)だろうか。多分。見た目が赤いが、辛くはない。タイ料理独特の甘みがあったように思う。
cá đuối nướng カー ドゥオイ ヌオン といえばいいのだろうか?エイを焼いたもの。
hào nướng hành ハオ ヌオン ハイン 店主がこの店をリクエストした理由は全てこの料理にある。ネギとピーナッツソースをかけて牡蠣を焼いたもの。食べる指さし会話帳ベトナム料理編にはすばらしい味がすると紹介されているが、まさしくその通り。スバラシイ世界が口の中いっぱいに広がって、もうこのまま海の中で牡蠣となって一生を終えてもいいとさえ思えてくる。別に怪しいクスリをやっているわけではない。とにかく一度、食べていただきたい味。ただし、このような海鮮料理は鮮度が大事。後日同じ料理を別の有名店で食べたが、遠く足元にも及ばなかった。この辺りは漁港がすぐ近くにあり、店の人は毎朝早く水揚げされた海産物を買いに行くという。
メニューを注文する際に注意してほしいのが、発音だ。ベトナム語は日本語にはない母音もあったり声調も6声まであるので、カナカナベトナム語をいくら発音しても全く伝わらない。ベトナム表記を見せるのが一番だ。ひょっとするとここには英語表記のメニューもあったかもしれない。メニューの写真だけを見て選ぶのもいいが、少しでもメニューの意味が分かってくると楽しくなってくる。そういう意味でも食べる指さし会話帳は秀逸だ。
例えば、店主の大好きなhào nướng hành ハオ ヌオン ハイン。hào ハオが牡蠣、nướngヌオンが焼く、hànhハインはネギを意味する。すると、cá đuối nướng カー ドゥオイ ヌオン のnướngヌオンは焼くという意味であり、cáカーは魚という意味を知っていると、魚を焼いたものだなと予想できる。
ghẹ hấp ゲ ハップはghẹゲがカニ、 hấpハップは蒸すを表す。有名なnghêu hấp xảゲウ ハップ サーはアサリのレモングラス蒸しであるが、nghêuがアサリ、hấpハップは先ほどの蒸すという意味、そして xảサーはレモングラスだ。このように、料理の予想ができるようになると楽しい。
食べる指さし会話帳 ベトナム料理編
左が新版 右が旧版
これまで本当にどうでもいい話ばかり垂れ流してきた店主だが、第14話にして初めて大変価値のある情報を皆さんにお届けすることができた。ここは地元の友達に教えてもらった海鮮料理屋で、見つけることは大変難しいが苦労して行く価値は十分ある店だ。お父さんと1歳半の娘さんの3人でダナンに旅行に来ていた友達に勧めたところ、3人(実質二人)でビールも注文しエビを食べまくって2,500円だったという。そして次の日もリピートするくらい気に入ってもらえた。紹介した店主も嬉しくなる。ちなみに店主の場合、写真以外にももう少し頼んで、380,500VĐN(ドン)、約1,900円だった。
ここへ行くには、タクシーを利用するか、grab(タクシー手配アプリ)を利用するのがいいだろう。grabなら、帰りも安心だ。タクシーを待たせておく必要もなくピックアップしてくれる。ただし、店の前の道がバイク一台がやっと通れるほど狭いので、バイクタクシーではなく自動車を利用するのなら、店の近くの道で降ろしてもらい、そこから歩かなくてはいけない。といっても、3分も歩けば着くのだが。その際、Google Mapsさま等で場所を確認しておくことを強くお勧めする。もしくは、近所の人に店の名前を告げて教えてもらうのもいい。
grabの使い方については、
こちらのサイトを参考にしてみた。
店主は料金でもめるのが嫌だったので、クレジットカード登録をしておいた。まあ、料金があらかじめ決まっているので、現金決済でももめることはまずないのだろうが。カード情報を登録する際、フリーwifiを使うと管理者に情報を見られてしまう恐れがあるかな?と思ったので、ベトナムのSIMを利用して3Gで登録した。心配な人は、日本で登録しておくといいかもしれない。
そして肝心のタクシーの手配については、英語が通じないドライバーもいるというので、近くにいる見知らぬベトナム人にアプリを見せ、身振り手振りで説明して手配してもらう。その際クレジットカード決済と言っておかないと、現金決済で申し込まれてしまうことがあった。
カード決済をしたのに運転手が別れ際に「ナム スター!」と言ってきたことがあった。ナムとはベトナムで5のことである。なんだ?50,000VĐŃ(ドン)か?と思ったら、よく考えたら5つ星のことだった。要は、この運転手に評価5つ星をくれというのである。にっこり笑って運転手の目の前で5つ星で評価した。
といっても店主がgrabを使ったのはもっともっと後の話になる。この時はバイクをレンタルした。ダナンの街は、ホーチミンやハノイの交通事情に比べると、はるかに走りやすい。それでも十分気をつけなければならない。ベトナムの交通事情については
その6に書いてみた。参考にしていただければ幸いである。
さて、ご飯を食べ終わり、友達の娘さんと一緒に遊びに行くことにした。
いい歳しても全力で遊ぶぜ。心は永遠の少年。
ん!あれ?なんか、変。
店主、昔からジャンプ力には自信ありました。
危ない!危ないッ!
え!え?ええっ⁈
待ってぇえ~!
そう!ここは上下さかさまになった世界が広がる
Up Side Down World Danangという施設。小さな子どもを連れた家族が遊びに来るところだ。店主は大人だからな、そんなには楽しめなかったな。ちょっとは楽しかったかな。写真を見てから分かったのだが、人物を真ん中にもってきてはいけないな。そうか、むしろ人物よりも上の方を中心に撮ればいいのかあ。もう一回行きたーい!
このへんで友達と別れ、ダナンの夜編へ突入。
ベトナム再訪2019年度版 目次ベトナムでの会話に抜群の威力!旅の指さし会話帳
ベトナム料理編 食べる指さし会話帳
安く済ませるなら、前の版を。
posted by sabaidee at 22:15
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