ສະບາຍດີ!(さばいでぃー!; ラオ語でこんにちは!)Cafe & Bar ສະບາຍດີ店主です。
ベトナムへの買い付けの旅から帰ってきました。
弊店は通常営業しております。
ベトナムの旅の話はもう少し続きます。お付き合いください。
Đà Lạt ダラットに夜が訪れた
地球上のどんな場所にも夜は訪れるし、明けて朝になるのだから別に強調する必要もない。白夜の地域だって、1年を通して考えれば、日が沈む時期もあれば日が昇る時期もある。それなのに大きな文字でわざわざ表記したのは、この夜はちょっと気合い入っていたからだ。
昨晩はBBQの3人前という思いもよらないカウンターパンチにあっけなく沈められた店主。今回は、ベトナム料理を少し高級な店でしっかり味わってみたい。そう思ったのだ。もちろんこれは研修である。仕事とは、本当に大変なものである。
さっそくネットで検索だーい。
いくつか探している
Góc Hà Thành ゴックハータン
店の雰囲気もよさげ
Google Mapsさまは、相変わらずの優秀ぶりで店主をこの店まで連れて行ってくれる。一度場所を確認してから、近所の店もウロウロと散策してみた。どうやらこの辺りは西洋人も好みそうなBARがいくつかあるようだ。いいね。
ぐるっと回って再びGóc Hà Thành ゴックハータンへ戻ってくると、満席だった。さすが人気店。仕方がないので、もうしばらくウロウロ散歩する。近所の路地はベトナム特有の小さなプラスチック製の椅子がたくさん並び、そこで鍋を囲むお客で賑わっていた。こんな店も大好きだが、今回は高級な雰囲気の中、落ち着いてご飯を食べるのが目的だ。後ろ髪を引かれる想いを振りほどき、通り過ぎる。
そろそろいいころ合いかなと、三度戻ってきたときに何やら違和感を感じた。
この一角が停電している。ちょっと離れたら、当たり前のように電気が通じているのに。
ちょうど席が空いていた。スタッフが慣れた様子でキャンドルを持ってきてくれた。停電自体は、あまり珍しいことではないのかもしれない。
店内のお客さんもこれはこれで楽しそう。
今回注文したのは、ダラットワインの赤。ダラットはワインでも有名なので、飲んでおかなければならない。本当に、仕事ってやつは...!ああ、饅頭怖い。
揚げ春巻きを注文した。そのお供にビアサイゴンを頼んだのか、ビアサイゴンを注文したので、そのつまみに揚げ春巻きを頼んだのか。今となっては記憶が定かではない。はっきりしていることは、美・味・い〜!
こりゃあ、ビールも進むわ。
忘れないうちに仕事の報告書を上げておこう。
報告書その1
「きょう、ぼくはゴックハータンという店に行きました。そこでぼくは、揚げ春巻きを注文しました。ビアサイゴンも注文しました。とてもおいしかったです。また行きたいと思いました。」
電気が点いた!店内にほっとした雰囲気が流れた。
ダラットの野菜をふんだんに使った料理。名前は忘れた。
報告書その2
「きょう、ぼくはゴックハータンという店で、野菜と肉の料理を注文しました。名前は忘れちゃったけど、とってもおいしかったです。また行きたいと思います。」
電気が点いたGóc Hà Thành ゴックハータンとその前を通り過ぎる若者たち。ダラットではこの帽子が大流行り。ただし、観光客限定だと思われる。
今日もナイトマーケットに行ってみた。金曜日の夜なので、昨晩よりも人が多い。ここで、なかなかよさげなCLUBを見つけていたのだ。
Deebase Beer Club
しかしまだ時間が早かったのだろうか、お客さんがほとんど入っていない状態だったので、後でまた来るから!と、近所を散策してみた。
噴水のあるロータリーからナイトマーケットに臨む。
ロータリーには電飾された車やバイクが設置されていて、観光客が記念撮影にいそしんでいた。
ロータリーから目を引いたV Club Bar。とどろく重低音が店主を呼んでいる。さー、仕事仕事。施設内を視察する。
珍しくサッポロビールアジア版があったので、こちらを注文。昔ラオスに住んでいた時にタイとの国境で購入し飲んでみたところ、日本のサッポロビールと味が違っていてびっくりしたのを覚えている。どうやらアジア好みのやや甘い系に仕上げられているらしい。今飲んでみたら、どう感じるだろうか。
報告書その3
「つぎに、ぼくはV Club Barというお店に行きました。そこでぼくは、サッポロビールを注文しました。むかし飲んだことがあって、なつかしかったからです。写真にうつっているおねえさんは、お店のスタッフのひとです。とてもきれいでした。でも、おねえさんの両方の太ももに大きなタトゥーがはいっていました。ぼくはとてもびっくりして、ドキドキしました。ビールの味は、覚えていません。」
さー、夜のクラブ活動のはじまりだー!
BGMは、「ハッスルばーちゃん」(ひらけ!ポンキッキより)で( `・∀・´)ノヨロシク。
☟音が割れるので、音量はMAXの1/3程度が適量☟
貸し切り状態だったが、他に団体が2組ほどいて、その中の一人のお姉さんはポールダンスがうまかった。ていうか、ダンサーじゃないのだろうか?そう思うくらい達人だった。ジャージ姿のポールダンスは、それはそれで斬新だった。
その後スタッフのお兄さんから踊れ踊れと熱烈なアピールを受けたが、丁寧にお断りさせていただき、退散。おっさんはね、スタミナというものがなくなるんだよ。この時点ですでに2ターン踊っているからね。さらに厳しいことを言えば、昔ならもうワンステップ入っていた足の動きが、もはやスピードについていけていない...悲しいね。鍛え直して、来年リベンジだー!
「立て!このクソ野郎!ミッキーがついてるぞ!」「ロッキー5/最後のドラマ」より
(自分を鼓舞する言葉)
再びDeebase Beer Clubへ行ってみる。今度は大盛況だった。が、お一人さまはカウンターへ案内される。他のテーブルは全て団体客で埋まっていた。DJが音楽をかけるノリノリのハコだが、カウンターに一人って、あまりに寂しくないか?スタッフも忙しそうに飲みものを出しているから、ぼんやり冷蔵庫の中のビールを眺めながら、ノリノリの音楽を聴く。背中には盛り上がっている他の客の歓声が上がっている。なんだ?このシチュエーション。お金を払って哀しみを味わうのがばからしくなり、早々に脱出。
次に入ったのがここだった。
The Fog Bar
狭い店内にひしめく客。入り口は満員電車さながらだが、奥のカウンターになんとか一人入れるスペースがあった。カウンターとうしろのテーブルとの間が本当に狭いのだが、そこをひっきりなしに人が通る。それがちょっとウザいのだが、しかし隣の南米系らしき外国人のお姉さんはフレンドリーだし、カウンター内のお兄さんたちはとても親切で、これはお前のポップコーンだよ!と、目の前にツマミを出してくれる。ありがとう。店主ただいまダイエット中につきなるべく食べないようにしてただけで、決して忘れていたわけじゃないんだ。スタッフもDJの音楽に合わせてノリノリだ。そして忙しく客のドリンクを作る。それを見ているだけでも楽しくなってくる。とにかく久しぶりに楽しい店に来た。初めて先輩に連れていかれた京都の「Bar isn't it?」を思い出した。あそこも小さな店構えだったが、スタッフも客も全員が楽しいんでいた店だった。
しかしこれはあくまで仕事である。いつまでもいるわけにはいかない。
Barのトイレを視察した後、次のハコへ行ってみることにした。
B21 Bar
こちらは先ほどよりもずっと大きい店。クラブというより完全にBarである。ここでは音楽を聴きながらサッカー中継を見た。踊るような店ではない。ということで、ほどほどにして店を出る。
夜のクラブ活動終了。
ダラットの夜は、熱かった。
最終報告書
「今日、ぼくはダラットでレストランに行った。揚げ春巻きとビアサイゴンとダラットワインと、そして名前を忘れてしまったけど肉と野菜の料理を食べた。とてもおいしかったです。つぎにクラブに行って踊りました。スタッフのお姉さんはきれいだったけど太ももに大きなタトゥーが入っていたから、とてもドキドキしました。フロアはよく滑って、とても踊りやすかったです。それからもう一軒小さなクラブに行きました。お客さんもお店のスタッフもみんな楽しそうに踊っていたから、ぼくもノリノリで踊りました。最後に行ったクラブは、踊らずにサッカーの試合を見ました。今日はとても楽しかったです。また行きたいと思いました。ぼくのお店も、お客さんにまた来たいと思ってもらえるようなお店にしたいです。」
ベトナム再訪2019年度版 目次
ベトナムでの会話に抜群の威力!旅の指さし会話帳
ベトナム料理編 食べる指さし会話帳
安く済ませるなら、前の版を。

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