ສະບາຍດີ!(さばいでぃー!; ラオ語でこんにちは!)Cafe & Bar ສະບາຍດີ店主です。
ベトナムへの買い付けの旅から帰ってきました。
弊店は通常営業しております。
ベトナムの旅の話はもう少し続きます。お付き合いください。
Đà Lạt ダタンラの滝 後編
くどいようだが、タイトル上ダタンラの滝 前編というものはない。まさか後編につづくとは思ってもいなかったからだ。
前回の店主のキモい声の入ったコースター一人旅の終着駅は、滝だった。これがダタンラの滝か。いや、正直に言おう。ダタンラの滝かどうか確認していない。まあ、滝があったんでこれでいいか。
滝の周りでみんな記念撮影に励んでいた。店主も一眼レフカメラを取り出し、ここぞとばかりに撮影開始。せっかく重い目をして持ってきたのだから。それにしても、一眼レフ使ってこの程度の写真かよ?面目ない。
左側に階段があったので登ってみた。
先客がいた。やはり、あの帽子は大流行りのようである。買っといてよかった。それにしても、彼女の帽子の足は特に長いな。
人が増えてきた。
ここへは、左に写っているエレベーターを使って上る。何もエレベーターが歪んで建っているわけではない。人物を中心に写真を撮ったから、背景が歪んでしまったとか、そんな、そんな...すぐにですね、そ、そそそうやって印象操作なさる。私がですね、私が撮りたかったのは風景写真であって、風景写真というのはですね、いわゆる、風景の写真であって、つまるところ私が申しあげたいのは、これは風景の写真だということです。アオリ補正必要案件ですね。何が言いたいのか、店主にも分からなくなってきた。すばらしい話術だと思う。
見晴らしもいい。ちなみに写真に写ってしまっている女性4人は、店主の前のコースターに乗っていた4人だった。隠し撮りじゃないぞ。違うぞ、違うんだよ。
どうやらここが一番高いところらしい。この先にコースターがあったのでここから出口まで登るのかな?と思ったら、おまえが乗るべきコースターはさっきのところから乗るんだよ。これは、また別のコースターだと言われる。え!コースター、2種類あったの?
「ねえ、写真撮らせてくれる?」と声をかけたら、いいよと応じてくれた。こういうとき、スマートフォンのカメラではなくて一眼レフカメラの効果は大きい。ぼく、写真が趣味なんですよ。おねえさんたちキレイだから、被写体になってほしいんです。そう、芸術作品なんです、ぼくが撮りたいのは。なにも言わなくても、店主のこの思いが、お姉さんたちに伝わるのである。どこから来たの?と聞かれたので、日本だと答えたら、片言の日本語を話してくれた。日本語を話すベトナム人によく会うようになった気がする。
言っておくが、ナンパではない。店主、生まれてこの方ナンパはしたことがない。なぜかって?チキンハートだからさ。
しかし、店主はナンパに対しては思うことがある。
ナンパの行為自体は、店主は好きではない。ヘタレなのですることもできない。しかし、ナンパの技術とは、仕事をする上でとてつもなく重要な要素がギュッとつまっているのではないだろうか。特に営業職においては。
初対面ながらも、限られた時間内で自己をアピールする。アピールしすぎてウザいなと思われてもダメだし、アピールが弱すぎてもダメだ。相手にこちらのことに関心を持ってもらわなくてはいけない。去り際は、相手に満腹感を与えるよりも、むしろ相手の方がこちらに連絡したくなるくらいの方が望ましい。失敗してもへこたれてはいけない。そんな暇があれば、次のチャンスを活かすべく行動するのだ。
まさに飛び込み営業ではないか。店主が上司なら、営業職の新人にはまずナンパ師の動きを観察するようアドバイスするのだが。
海でナンパするお兄ちゃんは、海に向かって座っているお姉ちゃんたちを波打ち際から順番にナンパするのではなく、浜辺から海に向かって順番にナンパすると、学生の頃先輩に聞いたぞ。失敗して次に行くとき、その失敗のさまを見られていては、誰にでも声かけるのね、この人。と思われてしまうからである。誰にでも声をかけるんじゃない。いつもはこんなことしないんだけど、お姉さんだからつい声をかけてしまったんだ、そう思わせることが必要だ。「これはお客さんだけに伝える情報なんですけどね、他のお客さんには黙っていてくださいよ。今なら、もう少しだけお安くできます。」こんなこと言われたら、どうしようかな、買おうかな?と心が動いてしまう。
そして、ナンパされるお姉さんたちは、ぜひともナンパするお兄ちゃんの人間性を見抜く力を持ってほしい。下心をもって近づいてきているのか、それとも信頼できるのか。
その能力があれば、怪しい訪問販売などで訳の分からないものを売りつけられるという事態を避けることができる。
ナンパの技術ももちろん、ナンパを回避する能力も同じく大切なのだ。
例えば、こんな話がある。
学生の頃の先輩に聞いた話だ。先輩の勤める病院に女性のMR(薬品会社の営業; その会社の薬品を買ってもらうよう営業に来る)がやってきた。上司(男性)がその女性MRの会社の薬品を購入することを決めたという。先輩が理由を聞くと、「だっていい匂いがしたんやもん。」と上司は答えた。そして納入が決まってから、そのいい匂いのするMRが病院に来ることはなくなったという。
こんな話もつい最近聞いた。
携帯電話の調子が悪くなり店に持っていったところ、直してもらえた。しかし、すぐにまた悪くなるかもしれないと、担当のお姉さんは言う。友達(男性)は、別に新しくするつもりはなかったが、お姉さんは異を唱える暇を与えずに3つほど新しい機種を並べ始めた。気がつけば契約書が出てきた。その時お姉さんは友達の横に座って契約書の作成を始めた。そして契約書ができあがると、向かいの席についてその後横に座ることはなかったという。
見事な営業の技だ。男ってやつは...ですむ話じゃない。店主だって切り抜ける自信は、ない。
...
男ってやつは...!
そういえば店主が購入したSaxophone。三木楽器へまずはどんなものかと見に行った。その時お話してくれたお姉さんが、店主のタイプだったなあ。その場で契約したなあ。まあ、見た目だけではなくて、お姉さんの人柄に惚れて、どうせ買うならこの人から買おうと思ったのだけど。(←ここ大事!)
滝の下に戻ってくると、先ほどよりももっとたくさんのお客さんたちでにぎわっていた。
いいね!おじさん、背中で語るね。
この後コースターに乗り込み、一度高いところへ上がり、その後もう少しだけ下って元の場所へ戻る。店主が乗り込んだときは待ち時間0だったのに、30人くらい並んでいた。ベトナム人観光客に交じって、西洋人観光客の姿も目立った。わずかな差だが、待ち時間がなくてよかった。店主、行列に並ぶのが本当に苦手なのだ。
本日二度目のWoodstock coffee Đà Lạtへ。初日2日目とお世話になったお姉さんに別れの挨拶をしに来た。
しに来たのに、お姉さん、今日はお休みだったみたい。また来年会えるかな。
そう、会えない方がいいのかもしれないのだ。来年また会いたいなという思いが強くなるのだから。これ、仕事にもつながると思う。
ダラット→ダナンは、片道275,000VĐN(ドン; 約1,375円)。ホーチミン→ダラットが片道220,000VĐNだったので、料金からも、ダラット-ダナン間の方が遠いことが分かる。
Google Mapsさまもそうおっしゃっている。なんなら、ダラット-ダナン間の移動の方がお得にすら思えてくる。
約束通りの時間にホテルまで迎えに来てくれたミニバン。これがバス会社の無料サービスだというのだから、スバラシイ。
各地へ向かうバスが並んで、それぞれの出発時刻を待つ。ダナン行きは、一番奥だった。
車内は、横3列シート座椅子。ほぼフルフラットまで倒すことができるので、かなり快適だ。それが2階建てになっている。日本では安全面の制約から、走行許可は降りそうにない。
途中休憩中。トイレと食事と。
晩御飯抜きダイエット継続中の店主は、もちろん我慢の子。明日の朝食と昼ごはんは、好きなだけ食べてやる!
さあ、寝てしまえば明日にはダナンに着いているはずだ。
ベトナム再訪2019年度版 目次
ベトナムでの会話に抜群の威力!旅の指さし会話帳
ベトナム料理編 食べる指さし会話帳
安く済ませるなら、前の版を。

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やっぱり単車が好き:店主のZRX2日記
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