2019年02月19日

Đà Lạt ダラット ダタンラの滝 後編 (前編はない) ベトナム再訪 2019 その12

MAPMENUPV貸し展示スペース旅の情報ノート

ສະບາຍດີ!(さばいでぃー!; ラオ語でこんにちは!)Cafe & Bar ສະບາຍດີ店主です。

ベトナムへの買い付けの旅から帰ってきました。
弊店は通常営業しております。

ベトナムの旅の話はもう少し続きます。お付き合いください。

Đà Lạt ダタンラの滝 後編

くどいようだが、タイトル上ダタンラの滝 前編というものはない。まさか後編につづくとは思ってもいなかったからだ。

前回の店主のキモい声の入ったコースター一人旅の終着駅は、滝だった。これがダタンラの滝か。いや、正直に言おう。ダタンラの滝かどうか確認していない。まあ、滝があったんでこれでいいか。となかばどうでもよくなって、これがダタンラの滝ということにしておいたのだ。なんなら、華厳の滝と言われても納得していただろう。

DSC_0331.JPG

滝の周りでみんな記念撮影に励んでいた。店主も一眼レフカメラを取り出し、ここぞとばかりに撮影開始。せっかく重い目をして持ってきたのだから。それにしても、一眼レフ使ってこの程度の写真かよ?面目ない。

DSC_0336.JPG

左側に階段があったので登ってみた。

DSC_0341_2.jpg

先客がいた。やはり、あの帽子は大流行りのようである。買っといてよかった。それにしても、彼女の帽子の足は特に長いな。

DSC_0348.JPG

人が増えてきた。

DSC_0355.JPG

ここへは、左に写っているエレベーターを使って上る。何もエレベーターが歪んで建っているわけではない。人物を中心に写真を撮ったから、背景が歪んでしまったとか、そんな、そんな...すぐにですね、そ、そそそうやって印象操作なさる。私がですね、私が撮りたかったのは風景写真であって、風景写真というのはですね、いわゆる、風景の写真であって、つまるところ私が申しあげたいのは、これは風景の写真だということです。アオリ補正必要案件ですね。何が言いたいのか、店主にも分からなくなってきた。すばらしい話術だと思う。

DSC_0358.JPG

見晴らしもいい。ちなみに写真に写ってしまっている女性4人は、店主の前のコースターに乗っていた4人だった。隠し撮りじゃないぞ。違うぞ、違うんだよ。

DSC_0357.JPG

どうやらここが一番高いところらしい。この先にコースターがあったのでここから出口まで登るのかな?と思ったら、おまえが乗るべきコースターはさっきのところから乗るんだよ。これは、また別のコースターだと言われる。え!コースター、2種類あったの?

DSC_0365_2.jpg

「ねえ、写真撮らせてくれる?」と声をかけたら、いいよと応じてくれた。こういうとき、スマートフォンのカメラではなくて一眼レフカメラの効果は大きい。ぼく、写真が趣味なんですよ。おねえさんたちキレイだから、被写体になってほしいんです。そう、芸術作品なんです、ぼくが撮りたいのは。なにも言わなくても、店主のこの思いが、お姉さんたちに伝わるのである。どこから来たの?と聞かれたので、日本だと答えたら、片言の日本語を話してくれた。日本語を話すベトナム人によく会うようになった気がする。

言っておくが、ナンパではない。店主、生まれてこの方ナンパはしたことがない。なぜかって?チキンハートだからさ。

しかし、店主はナンパに対しては思うことがある。

ナンパの行為自体は、店主は好きではない。ヘタレなのですることもできない。しかし、ナンパの技術とは、仕事をする上でとてつもなく重要な要素がギュッとつまっているのではないだろうか。特に営業職においては。

初対面ながらも、限られた時間内で自己をアピールする。アピールしすぎてウザいなと思われてもダメだし、アピールが弱すぎてもダメだ。相手にこちらのことに関心を持ってもらわなくてはいけない。去り際は、相手に満腹感を与えるよりも、むしろ相手の方がこちらに連絡したくなるくらいの方が望ましい。失敗してもへこたれてはいけない。そんな暇があれば、次のチャンスを活かすべく行動するのだ。

まさに飛び込み営業ではないか。店主が上司なら、営業職の新人にはまずナンパ師の動きを観察するようアドバイスするのだが。

海でナンパするお兄ちゃんは、海に向かって座っているお姉ちゃんたちを波打ち際から順番にナンパするのではなく、浜辺から海に向かって順番にナンパすると、学生の頃先輩に聞いたぞ。失敗して次に行くとき、その失敗のさまを見られていては、誰にでも声かけるのね、この人。と思われてしまうからである。誰にでも声をかけるんじゃない。いつもはこんなことしないんだけど、お姉さんだからつい声をかけてしまったんだ、そう思わせることが必要だ。「これはお客さんだけに伝える情報なんですけどね、他のお客さんには黙っていてくださいよ。今なら、もう少しだけお安くできます。」こんなこと言われたら、どうしようかな、買おうかな?と心が動いてしまう。

そして、ナンパされるお姉さんたちは、ぜひともナンパするお兄ちゃんの人間性を見抜く力を持ってほしい。下心をもって近づいてきているのか、それとも信頼できるのか。

その能力があれば、怪しい訪問販売などで訳の分からないものを売りつけられるという事態を避けることができる。

ナンパの技術ももちろん、ナンパを回避する能力も同じく大切なのだ。

例えば、こんな話がある。

学生の頃の先輩に聞いた話だ。先輩の勤める病院に女性のMR(薬品会社の営業; その会社の薬品を買ってもらうよう営業に来る)がやってきた。上司(男性)がその女性MRの会社の薬品を購入することを決めたという。先輩が理由を聞くと、「だっていい匂いがしたんやもん。」と上司は答えた。そして納入が決まってから、そのいい匂いのするMRが病院に来ることはなくなったという。

こんな話もつい最近聞いた。

携帯電話の調子が悪くなり店に持っていったところ、直してもらえた。しかし、すぐにまた悪くなるかもしれないと、担当のお姉さんは言う。友達(男性)は、別に新しくするつもりはなかったが、お姉さんは異を唱える暇を与えずに3つほど新しい機種を並べ始めた。気がつけば契約書が出てきた。その時お姉さんは友達の横に座って契約書の作成を始めた。そして契約書ができあがると、向かいの席についてその後横に座ることはなかったという。

見事な営業の技だ。男ってやつは...ですむ話じゃない。店主だって切り抜ける自信は、ない。

...

男ってやつは...!


そういえば店主が購入したSaxophone。三木楽器へまずはどんなものかと見に行った。その時お話してくれたお姉さんが、店主のタイプだったなあ。その場で契約したなあ。まあ、見た目だけではなくて、お姉さんの人柄に惚れて、どうせ買うならこの人から買おうと思ったのだけど。(←ここ大事!)

DSC_0383.JPG

滝の下に戻ってくると、先ほどよりももっとたくさんのお客さんたちでにぎわっていた。

DSC_0382.JPG

いいね!おじさん、背中で語るね。

この後コースターに乗り込み、一度高いところへ上がり、その後もう少しだけ下って元の場所へ戻る。店主が乗り込んだときは待ち時間0だったのに、30人くらい並んでいた。ベトナム人観光客に交じって、西洋人観光客の姿も目立った。わずかな差だが、待ち時間がなくてよかった。店主、行列に並ぶのが本当に苦手なのだ。



IMG_4993.JPG

本日二度目のWoodstock coffee Đà Lạtへ。初日2日目とお世話になったお姉さんに別れの挨拶をしに来た。

しに来たのに、お姉さん、今日はお休みだったみたい。また来年会えるかな。

そう、会えない方がいいのかもしれないのだ。来年また会いたいなという思いが強くなるのだから。これ、仕事にもつながると思う。



IMG_4996.JPG

ダラット→ダナンは、片道275,000VĐN(ドン; 約1,375円)。ホーチミン→ダラットが片道220,000VĐNだったので、料金からも、ダラット-ダナン間の方が遠いことが分かる。

ホーチミン ダラット ダナン.jpg

Google Mapsさまもそうおっしゃっている。なんなら、ダラット-ダナン間の移動の方がお得にすら思えてくる。

IMG_4995.JPG

約束通りの時間にホテルまで迎えに来てくれたミニバン。これがバス会社の無料サービスだというのだから、スバラシイ。

IMG_4997.JPG

各地へ向かうバスが並んで、それぞれの出発時刻を待つ。ダナン行きは、一番奥だった。

IMG_5020.JPG

車内は、横3列シート座椅子。ほぼフルフラットまで倒すことができるので、かなり快適だ。それが2階建てになっている。日本では安全面の制約から、走行許可は降りそうにない。

IMG_5002.JPG

途中休憩中。トイレと食事と。

IMG_5004.JPG

晩御飯抜きダイエット継続中の店主は、もちろん我慢の子。明日の朝食と昼ごはんは、好きなだけ食べてやる!

さあ、寝てしまえば明日にはダナンに着いているはずだ。



ベトナム再訪2019年度版 目次




ベトナムでの会話に抜群の威力!旅の指さし会話帳


ベトナム料理編 食べる指さし会話帳


安く済ませるなら、前の版を。
































旅するように、暮らしたい。「MILESTO」







ໂລກ(ろーく)がつぶやくTwitterはこちら

画像付きでつぶやくmetabirdsはこちら

Facebook :Cafe & Bar Sabaidee

Ameba blog :Cafe & Bar ສະບາຍດີ

Instagram :Cafe & Bar ສະບາຍດີ

FC2 :Cafe & Bar ສະບາຍດີ

なぜ店主がベトナムに惹かれるのか

やっぱり単車が好き:店主のZRX2日記








posted by sabaidee at 17:33 | 大阪 ☔ | Comment(0) | my life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2019年02月11日

Đà Lạt ダラット最終日 ベトナム再訪 2019 その11

MAPMENUPV貸し展示スペース旅の情報ノート

ສະບາຍດີ!(さばいでぃー!; ラオ語でこんにちは!)Cafe & Bar ສະບາຍດີ店主です。

ベトナムへの買い付けの旅から帰ってきました。
弊店は通常営業しております。

ベトナムの旅の話はもう少し続きます。お付き合いください。

Đà Lạt ダラット最終日

時間の流れは本当に早い。とても気に入ったこのダラットの町だが、今晩の夜行バスでダナンへ旅立つことになる。せめて、バスの時間まではウロウロ回ってみようと思う。

IMG_4907.JPG


まずは、この3日間毎日お世話になっているWoodstock coffee Đà Lạtで情報収集、そしてプランを立てることにした。

子連れでダラットを回ったという友達から有益な情報をゲット。ダタンラの滝にあるコースターが個人的に面白かったというので、行ってみることにした。

が、その前にやるべきことが。
 
IMG_4910.JPG

湖のほとりでSaxの練習。

今もっぱら叩かれてしまっているキラキラバックパッカーたちの言葉を借りるとこうだ。


青い空に 浮かぶ白い雲。

蒼い湖面に乱反射する 太陽のゆたかな光は

キラキラとして 私の心をとらえて離さない。

全てが 輝いて見える。 風も 道を歩く人の足音も。

私は 自由なのだ。 これが旅。

とどけ 私のSaxの音色。

みんなに 勇気を与えたい。



ごめんなさい。調子に乗りすぎました。

景色のいいところでSaxの練習したら、やっぱり気持ちよかったよ、ということを伝えたかっただけだ。

キラキラバックパッカーについては、店主は何も語ることができない。そもそもバックパッカーをやったことがないから、「近頃のバックパッカーは...俺たちの頃は...」なんて絶対言えないし、文章がウザいなと思うキラキラバックパッカーの別の投稿をみて、うわー、いいなあ。と心動かされることもある。

だいたい店主のこの文章だって...(あ、察し...)

やめよう。惨めになってくるから。

まあ、そもそも旅なんて自分のためにしているわけで、その感動を少しでも分かち合いたい(自分のために)から文章や写真を投稿するわけだ。それを、#みんなに勇気を与えたい とか #みんなに感動を とか自分のためじゃないですよ、みんなのためにやっているんですよなんて酔いしれてしまうから叩かれる。と、そう思う。ごめん、みんな。こんな店主の文章につきあってくれてありがとう。あーあ、語っちゃった。

IMG_4912.JPG

何曲か吹いていたら、バイク乗りのお兄ちゃん3人のグループがやって来て、そのうちの一人のバイクがめちゃカッコよかったので撮影させてもらった。日本でも250tバイクが販売されてるみたい。

こちらのサイトでも紹介させていただきました。
店主のZRX2日記

IMG_4918.JPG

その横で食べ物を売っていたおばあちゃん。ベトナム語で話しかけられたが、さっぱり分からない。さっぱり分からないが、買っとくれよという話ではないのは、ジェスチャーやおばあちゃんの視線、雰囲気で分かった。ただ単に世間話をしたような感じだった。

その何気なく話しかけてくれたのがうれしかったので、卵を購入。もしかして孵化前の茹で卵、ホッビロン?かと思い覚悟して食べてみたところ、ただ単にゆで卵だった。焼き卵?まさかね。茹で卵を温めているだけだよね?

2つくれようとしたけど、食べすぎ注意。2つ分のお金を払って1つ買ったことになるけど、安く買いたたくことが必ずしもいい買い物というわけではない。売り手と買い手の交渉の結果、納得して買えることができた時、いい買い物ができたと感じるものだ。

と、たかが茹で卵一つ分だけでここまで偉そうに語れる店主。アホの極み。

IMG_4921.JPG

お昼ご飯は町中で見つけた食堂で。


IMG_4922.JPG

ここも英語は通じずベトナム語だけというスタッフばかりだったが、こちらの青年は、なにか聞きたいことがあれば僕に聞いてね、ととても親切に英語でオーダーをとってくれた。大変ありがたい。そして、やっぱりもっとベトナム語も勉強しようと思う店主。

IMG_4926.JPG

Cơm gà xối mỡ クームガーソイモーと表記すればいいのだろうか。ベトナム語には、カタカナでは到底表記できない発音があるので本当に難しい。そして日本語にはない声調が難しさに拍車をかける。Google先生に翻訳をお願いしたところ、脂肪チキンライスと答えてくださった。言いたいことはだいたい分かった。完璧な回答ではないが、このような翻訳アプリを無料で利用できるのは、本当にありがたい。ひと昔前だと辞書を持ち歩かなければならないが、マイナー言語だとどうしても高価になるし、旅に持ち歩くと重たくなるし。感謝しています。もっと精度が上がると本当にうれしいなあ。

さて、ダタンラ滝を目指してバイクを郊外へと走らせる。今日バイクを返却するので、ガソリンは大目に入れていない。なんともケチくさい性分だ。ダラットの街から郊外へ向かう道は下っている。なるほど、ダラットの街が高地にあることがよく分かる。そしてガソリンが切れると、帰りはバイクを押してこなければなるまい。地図で見るかぎりではギリギリというわけでもなく、ガソリンは余裕があると思うけどなあ。万が一...要は心配性なのである。

ダタンラ滝こちらの標識らしきものを見て右折する。しばらく進むとダムに出た。ダム沿いにしばらく走るとテーマパークらしき施設を発見。

Terracotta hotel & resort Dalat

入り口の守衛さんに訊くと、リゾートホテルだと教えてくれた。Google Mapsさまで確認すると、一泊6,000円くらい。意中の女性と二人旅なら、迷わずここに宿をとるぞ。

守衛さんにダタンラ滝の場所を聴き、道を間違えていたことに気づく。来た道を戻ることにした。

IMG_4937.JPG

気になっていたカフェに寄る。ここもライダーズカフェだった。

PINI COFFEEと書いてあるのだが、Google MapsさまにはCà phê cồn và xe cóとも紹介されている。想像するに、改装前の店がこちらになるのだろう。

そしてやはりこちらのサイトでも紹介させてもらった。
店主のZRX2日記

迷ってよかった。旅は思い通りにいかない方が、楽しいものである。

IMG_4962.JPG

カフェラテを注文。

IMG_4969.JPG

湖に面したテーブル席が人気のようだ。

IMG_4974.JPG

このカフェで初めて知った事実。KAWASAKI Voyager
V6 1300の文字が光る。

V6とは日本の男性アイドルグループで...って関係ない。

V型6気筒1300tのエンジンの化け物ぶりは、とてつもない存在感を放って鎮座するこのバイクにふさわしい。HONDA Gold Wingに対抗するKAWASAKIの意地のようなバイクだろう。漫画「カメレオン」のあるカットにこのバイクが出てくるのだが、てっきりカスタム車だと思っていた。実在するとは...!スピーカー付き。もちろんカセットデッキ搭載車である。

IMG_4982.JPG

ダムから道を上って滝へ続く道へと戻る。坂からダム方面を振り返ったところ。

IMG_4981.JPG

道になにかの実を干していた。周りに誰もいなかったので謎のまま。なんだろう、いったい。このモヤモヤ感を共感したかったので、こうして写真を載せることにした。店主、やることがいちいちウザい。

IMG_4983.JPG

ついにこの看板を発見!友達が推していたコースターというのは、きっとこれに違いない。というか、違っていたら他にもコースターがあるのかという事実にびっくりする。

IMG_4985.JPG

コースターの搭乗口。ちょっとした遊園地だ。この一角だけ。

IMG_4986.JPG

150,000VĐN(ドン)というのは、だいたい750円。しかし、BBQセット3人前で230,000VĐNということを考えると、このコースターがいかに高いかがよく分かる。


店主の声がキモくて本当に申し訳ない。音声をカットしようかとも思ったが、そうするとコースターの音まで消えてしまい、迫力が伝わらなくなるので泣く泣くカットを諦めた次第。

ダタンラ滝後半につづく。

まだつづくのか...



ベトナム再訪2019年度版 目次




ベトナムでの会話に抜群の威力!旅の指さし会話帳


ベトナム料理編 食べる指さし会話帳


安く済ませるなら、前の版を。
































旅するように、暮らしたい。「MILESTO」







ໂລກ(ろーく)がつぶやくTwitterはこちら

画像付きでつぶやくmetabirdsはこちら

Facebook :Cafe & Bar Sabaidee

Ameba blog :Cafe & Bar ສະບາຍດີ

Instagram :Cafe & Bar ສະບາຍດີ

FC2 :Cafe & Bar ສະບາຍດີ

なぜ店主がベトナムに惹かれるのか

やっぱり単車が好き:店主のZRX2日記








posted by sabaidee at 18:39 | 大阪 ☔ | Comment(0) | my life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2019年02月08日

Đà Lạt ダラット2日目 怒涛の夜編 ベトナム再訪 2019 その10

MAPMENUPV貸し展示スペース旅の情報ノート

ສະບາຍດີ!(さばいでぃー!; ラオ語でこんにちは!)Cafe & Bar ສະບາຍດີ店主です。

ベトナムへの買い付けの旅から帰ってきました。
弊店は通常営業しております。

ベトナムの旅の話はもう少し続きます。お付き合いください。

Đà Lạt ダラットに夜が訪れた

地球上のどんな場所にも夜は訪れるし、明けて朝になるのだから別に強調する必要もない。白夜の地域だって、1年を通して考えれば、日が沈む時期もあれば日が昇る時期もある。それなのに大きな文字でわざわざ表記したのは、この夜はちょっと気合い入っていたからだ。

昨晩はBBQの3人前という思いもよらないカウンターパンチにあっけなく沈められた店主。今回は、ベトナム料理を少し高級な店でしっかり味わってみたい。そう思ったのだ。もちろんこれは研修である。仕事とは、本当に大変なものである。

さっそくネットで検索だーい。

いくつか探しているうちに面倒になり、結局2,3軒の中から選んだお店がこちら。

Góc Hà Thành ゴックハータン

店の雰囲気もよさげ

Google Mapsさまは、相変わらずの優秀ぶりで店主をこの店まで連れて行ってくれる。一度場所を確認してから、近所の店もウロウロと散策してみた。どうやらこの辺りは西洋人も好みそうなBARがいくつかあるようだ。いいね。

ぐるっと回って再びGóc Hà Thành ゴックハータンへ戻ってくると、満席だった。さすが人気店。仕方がないので、もうしばらくウロウロ散歩する。近所の路地はベトナム特有の小さなプラスチック製の椅子がたくさん並び、そこで鍋を囲むお客で賑わっていた。こんな店も大好きだが、今回は高級な雰囲気の中、落ち着いてご飯を食べるのが目的だ。後ろ髪を引かれる想いを振りほどき、通り過ぎる。

そろそろいいころ合いかなと、三度戻ってきたときに何やら違和感を感じた。

IMG_4856.JPG

この一角が停電している。ちょっと離れたら、当たり前のように電気が通じているのに。

IMG_4859.JPG

ちょうど席が空いていた。スタッフが慣れた様子でキャンドルを持ってきてくれた。停電自体は、あまり珍しいことではないのかもしれない。

IMG_4858.JPG

店内のお客さんもこれはこれで楽しそう。

IMG_4861.JPG

今回注文したのは、ダラットワインの赤。ダラットはワインでも有名なので、飲んでおかなければならない。本当に、仕事ってやつは...!ああ、饅頭怖い。

IMG_4864.JPG

揚げ春巻きを注文した。そのお供にビアサイゴンを頼んだのか、ビアサイゴンを注文したので、そのつまみに揚げ春巻きを頼んだのか。今となっては記憶が定かではない。はっきりしていることは、美・味・い〜!


こりゃあ、ビールも進むわ。


忘れないうちに仕事の報告書を上げておこう。

報告書その1
「きょう、ぼくはゴックハータンという店に行きました。そこでぼくは、揚げ春巻きを注文しました。ビアサイゴンも注文しました。とてもおいしかったです。また行きたいと思いました。」

IMG_4865.JPG

電気が点いた!店内にほっとした雰囲気が流れた。

IMG_4869.JPG


ダラットの野菜をふんだんに使った料理。名前は忘れた。

報告書その2
「きょう、ぼくはゴックハータンという店で、野菜と肉の料理を注文しました。名前は忘れちゃったけど、とってもおいしかったです。また行きたいと思います。」

IMG_4875.JPG

電気が点いたGóc Hà Thành ゴックハータンとその前を通り過ぎる若者たち。ダラットではこの帽子が大流行り。ただし、観光客限定だと思われる。

IMG_4878.JPG

今日もナイトマーケットに行ってみた。金曜日の夜なので、昨晩よりも人が多い。ここで、なかなかよさげなCLUBを見つけていたのだ。

Deebase Beer Club

しかしまだ時間が早かったのだろうか、お客さんがほとんど入っていない状態だったので、後でまた来るから!と、近所を散策してみた。

IMG_4880.JPG

噴水のあるロータリーからナイトマーケットに臨む。


IMG_4884.JPG

ロータリーには電飾された車やバイクが設置されていて、観光客が記念撮影にいそしんでいた。

IMG_4888.JPG


IMG_4881.JPG


IMG_4882.JPG


IMG_4889.JPG

ロータリーから目を引いたV Club Bar。とどろく重低音が店主を呼んでいる。さー、仕事仕事。施設内を視察する。

IMG_4892.JPG

珍しくサッポロビールアジア版があったので、こちらを注文。昔ラオスに住んでいた時にタイとの国境で購入し飲んでみたところ、日本のサッポロビールと味が違っていてびっくりしたのを覚えている。どうやらアジア好みのやや甘い系に仕上げられているらしい。今飲んでみたら、どう感じるだろうか。

報告書その3
「つぎに、ぼくはV Club Barというお店に行きました。そこでぼくは、サッポロビールを注文しました。むかし飲んだことがあって、なつかしかったからです。写真にうつっているおねえさんは、お店のスタッフのひとです。とてもきれいでした。でも、おねえさんの両方の太ももに大きなタトゥーがはいっていました。ぼくはとてもびっくりして、ドキドキしました。ビールの味は、覚えていません。」

さー、夜のクラブ活動のはじまりだー!
BGMは、「ハッスルばーちゃん」(ひらけ!ポンキッキより)で( `・∀・´)ノヨロシク。


☟音が割れるので、音量はMAXの1/3程度が適量☟



貸し切り状態だったが、他に団体が2組ほどいて、その中の一人のお姉さんはポールダンスがうまかった。ていうか、ダンサーじゃないのだろうか?そう思うくらい達人だった。ジャージ姿のポールダンスは、それはそれで斬新だった。

その後スタッフのお兄さんから踊れ踊れと熱烈なアピールを受けたが、丁寧にお断りさせていただき、退散。おっさんはね、スタミナというものがなくなるんだよ。この時点ですでに2ターン踊っているからね。さらに厳しいことを言えば、昔ならもうワンステップ入っていた足の動きが、もはやスピードについていけていない...悲しいね。鍛え直して、来年リベンジだー!

「立て!このクソ野郎!ミッキーがついてるぞ!」「ロッキー5/最後のドラマ」より
(自分を鼓舞する言葉)


再びDeebase Beer Clubへ行ってみる。今度は大盛況だった。が、お一人さまはカウンターへ案内される。他のテーブルは全て団体客で埋まっていた。DJが音楽をかけるノリノリのハコだが、カウンターに一人って、あまりに寂しくないか?スタッフも忙しそうに飲みものを出しているから、ぼんやり冷蔵庫の中のビールを眺めながら、ノリノリの音楽を聴く。背中には盛り上がっている他の客の歓声が上がっている。なんだ?このシチュエーション。お金を払って哀しみを味わうのがばからしくなり、早々に脱出。


次に入ったのがここだった。

The Fog Bar

IMG_4903.JPG


狭い店内にひしめく客。入り口は満員電車さながらだが、奥のカウンターになんとか一人入れるスペースがあった。カウンターとうしろのテーブルとの間が本当に狭いのだが、そこをひっきりなしに人が通る。それがちょっとウザいのだが、しかし隣の南米系らしき外国人のお姉さんはフレンドリーだし、カウンター内のお兄さんたちはとても親切で、これはお前のポップコーンだよ!と、目の前にツマミを出してくれる。ありがとう。店主ただいまダイエット中につきなるべく食べないようにしてただけで、決して忘れていたわけじゃないんだ。スタッフもDJの音楽に合わせてノリノリだ。そして忙しく客のドリンクを作る。それを見ているだけでも楽しくなってくる。とにかく久しぶりに楽しい店に来た。初めて先輩に連れていかれた京都の「Bar isn't it?」を思い出した。あそこも小さな店構えだったが、スタッフも客も全員が楽しいんでいた店だった。

しかしこれはあくまで仕事である。いつまでもいるわけにはいかない。

IMG_4905.JPG


Barのトイレを視察した後、次のハコへ行ってみることにした。

B21 Bar

こちらは先ほどよりもずっと大きい店。クラブというより完全にBarである。ここでは音楽を聴きながらサッカー中継を見た。踊るような店ではない。ということで、ほどほどにして店を出る。

夜のクラブ活動終了。

ダラットの夜は、熱かった。

最終報告書
「今日、ぼくはダラットでレストランに行った。揚げ春巻きとビアサイゴンとダラットワインと、そして名前を忘れてしまったけど肉と野菜の料理を食べた。とてもおいしかったです。つぎにクラブに行って踊りました。スタッフのお姉さんはきれいだったけど太ももに大きなタトゥーが入っていたから、とてもドキドキしました。フロアはよく滑って、とても踊りやすかったです。それからもう一軒小さなクラブに行きました。お客さんもお店のスタッフもみんな楽しそうに踊っていたから、ぼくもノリノリで踊りました。最後に行ったクラブは、踊らずにサッカーの試合を見ました。今日はとても楽しかったです。また行きたいと思いました。ぼくのお店も、お客さんにまた来たいと思ってもらえるようなお店にしたいです。」



ベトナム再訪2019年度版 目次




ベトナムでの会話に抜群の威力!旅の指さし会話帳


ベトナム料理編 食べる指さし会話帳


安く済ませるなら、前の版を。




































旅するように、暮らしたい。「MILESTO」







ໂລກ(ろーく)がつぶやくTwitterはこちら

画像付きでつぶやくmetabirdsはこちら

Facebook :Cafe & Bar Sabaidee

Ameba blog :Cafe & Bar ສະບາຍດີ

Instagram :Cafe & Bar ສະບາຍດີ

FC2 :Cafe & Bar ສະບາຍດີ

なぜ店主がベトナムに惹かれるのか

やっぱり単車が好き:店主のZRX2日記








posted by sabaidee at 21:13 | 大阪 ☁ | Comment(0) | my life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

▲ページトップへ

×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。