ສະບາຍດີ!(さばいでぃー!; ラオ語でこんにちは!)Cafe & Bar ສະບາຍດີ店主です。
ベトナムへの買い付けの旅から帰ってきました。
弊店は通常営業しております。
ベトナムの旅の話はもう少し続きます。お付き合いください。
ベトナムの楽園 Đà Lạt ダラット
ついにこの地にやってきた。ベトナム人が新婚旅行で訪れる地ダラット。高地にありとてもいいところだとは、「地球の歩き方」やベトナム人の口から聞いて知っていた。ここには一泊して、次の日には2018年ミスユニバースベトナム代表の故郷があるダクラク省へ行く予定だ。
とりあえず、ホテルへ無料送迎バスで送ってもらう。
ユエン フォン ホテル
バスターミナルで時間をつぶしたものの、それでもまだホテルへの到着が早かったので10時まではチェックインできないという。そこでバイクをレンタルして、ダラットの街を探検することにした。
YAMAHAのバイクにじっくり乗るのは、初めてかもしれない。決して新しいバイクではないが、エンジンもよく回るしブレーキもきっちり利く。優等生というイメージがぴったりのバイクだ。
外国でバイクをレンタルしたときは、まずガソリンを入れなければならない。日本では満タンで返すのが原則だが、外国ではその必要がない。だからたいてい借りた時はほぼガソリンが入っていない状態になっている。
ここで断っておくが、店主は他人に外国でバイクに乗ることを決してお勧めはしない。特にベトナムはウィーン条約の国際運転免許証に批准しており、日本が批准しているジュネーブ条約の国際運転免許証とは相互関係がない。つまり、日本で国際運転免許証を取得しても、ベトナムでは無免許運転になってしまうのだ。
調べてみると、日本の運転免許証をベトナムの運転免許証に書き換える方法というのがあった。長期滞在される方でバイクを必要とされる方は、参考にされてみてはいかがだろうか。
実際無免許で運転した場合、事故を起こすなどしない限り、無免許運転を摘発されることはないだろう。しかし万が一事故を起こしてしまった場合、保険等一切効かないことを覚悟しなくてはならない。それは自分の被害に対してだけではなく、相手の被害に対してもだ。
ただ、少し楽観的なことを書くと、ベトナムの交通事情では、街中でスピードを出すことはできない。渋滞しているからだ。そういった意味では、お互い猛スピードでぶつかるケースはまあまりないと考えてもいいだろう。もちろん、油断は禁物だが。
店主が思う、ベトナムでのバイクの運転のコツを少し書いてみる。
ベトナムは日本と反対で車両は右側通行である。
交差点進入は速度を落として
日本の場合、信号のない交差点では優先道路があり、また、優先関係が定まらないところでは左方優先だ。自分が優先のつもりでベトナムの交差点に進入すると、横から進入してくるバイクや車が戸惑う。え?オマエなんでそんな遠くからスピード上げて入ってくんねん?
ベトナムの交差点は、速度を落として進入。相手の動きを見て速度を変える。時には自分が止まる決断も。そして、逆走車の存在にも注意を。左を見て右見て左を見て、さらに右を見る必要がある。そして進行方向から怖ろしい角度でショートカットしてくる左折車にも注意が必要だ。ベトナムでは、「かもしれない運転」ではなく、「だろう運転」をする必要がある。あのバイク突然曲がってくる「だろう」。逆走車がやってくる「だろう」。常に最悪の想定をする「だろう運転」である。
横道から進入するバイクは、こちらに一瞥もくれない。
自分が明らかに本線である太い幹線道路を走っていも、横から侵入してくるバイクは、こちらを見ない。車のドライバーまで注意してみたことはないが、もしかすると車もそうなのかもしれない。サッカーなどでいうノールックパスという高等技術をやってのけるのだ。だから、こちらは常に横道からバイクが進入してくる「だろう」と思って運転する必要がある。そして、ほぼ100%といっていいくらい実際に進入してくる。それくらい街にバイクがあふれているのだ。
思い切ってクラクションを鳴らす。
ベトナムの町中をクラクションが鳴り響く。非常にうるさい。できれば、クラクションを鳴らさずに走りたいものだ。しかし、それは大きな間違いである。ベトナムでクラクションを鳴らすのは、なにも相手に「どけどけ!」とか「なにしとんねん。」と怒りをぶつけているのではない。「おいおい。ここにオレおるからなー。存在に気づいてやー。」という自己主張なのだ。横道からノールックで本線に進入してくるバイク。タイミングによっては、こちらとぶつかりそうになる時もある。そんなとき、クラクションを鳴らして相手にこちらの存在に気づいてもらう。そう、ベトナムで鳴らすクラクションは、自分の身を守る策だったのだ。日本で走っているとクラクションを鳴らす機会というのはそれほどないが、ベトナムではクラクションをとっさに鳴らせるように練習しておくべきかもしれない。
煽り運転当たり前!
日本で問題視されている煽り運転。しかしベトナムではそんなことはしょっちゅうだ。車間距離はとにかく狭い。さらに、車線をまたいで走るのも当然のように行われている。なんなら、車線引かなくてもええんとちゃう?インフラ代省けるやん。とさえ、思ってしまう。店主のようにトロトロ走っていると、後ろから追い抜いていくバイク。日本のように車線を変更して追い抜くのではなく、店主のすぐ横を抜いていく。それも左側からだけでなく、右側からも。一車線を2台のバイクが並走するという光景もよく目にする。お互い楽しそうに話をしながら。信号待ちしていたシグナルが青に変わり、一斉に走り出す。車線なんか関係ない。ロータリー式の交差点ではあらゆる方向から車、バイクが入り乱れて侵入する。店主はテレビや漫画でしか知らないが、暴走族の集会とはこんな感じなのではなかろうか。蛇行運転こそしないものの、自由自在に走るのは、同じだと思う。店主の持論では、日本で暴走する若者(最近は恥ずかしいことにいい歳したおっちゃんたちもいるが)は、ベトナムに行くべきだと思う。毎日集会気分を楽しめる。そして、竹やりの代わりに本物の竹竿を積んだり、鶏をバイクが埋もれてしまうくらい積んだりしてデコレーションすればいい。その方が生産的だ。ベトナム人もきっと認めてくれるだろう。
ベトナムで交通事故が起こるわけ
店主が見たベトナムの交通事故は、バイクがスピードを出して転倒。今思えば、なぜ転倒したのかも分からない。段差に乗り上げてしまったのか。ベトナムの舗装道路は場所によってかなり悪く、くぼんでいることも少なくない。カーブの途中で握りこぶし大の石ころに乗り上げて転倒した西洋人のお兄ちゃん。そして、交差点進入時に二人乗りバイクと接触した、荷物を積んだおっちゃんのバイク。もちろんスピードは出ていないために両者に大きなけがはなかった。しかし、おっちゃんの荷物が倒れ、道にはそこから飛び出した、50匹はくだらないと思われる20p大の鰻がニョロニョロ。そう、店主が思うベトナムの交通事故の原因は過積載にあると思う。この過積載バイクが結構クセモノで、なにかの拍子に倒れようものなら、こちらまで巻き込まれる可能性も高い。それ、バイクよりも体積とってますよね?というくらい荷物を積むバイクだって走っているのだ。
最後に、店主が不思議に思うベトナムの交通マナーを挙げておく。
ウィンカーを出さずに車線変更。これ、日本でもたまに見かける。うっかりウィンカーを出し忘れたというのならまだ許そう。しかしそう何度も何度も出し忘れへんやろ。というか、出すのも面倒だと思っているやろ。みんながみんな、あなたのようなニュータイプではないのだよ。「見える!見えるぞ。私にも敵が見える。」とか言って陶酔しながら運転してるやろ?日本でもベトナムでも、やめてくれ本当に。
ハザードランプをつけながらぶっ飛ばす長距離バス。
バトルサインなのだろうか。いや、なぜそこでハザードを出すのか理解できない。理由を知っている方がいれば、ご教授いただけるとありがたい。
停留所で1秒もせずに停車から発進するバス。
左側を追い越そうとした瞬間に、バスがウィンカーを出して発進。いや、道路交通法上は停車してなかったやろ、今。まあ、ウィンカーを出すだけマシか。
とまあ、思い出すだけでこれだけベトナムでの運転の危険性が挙げられる。外国での運転は安易にしてはいけない。
とはいえ、バイクがあるといつでもどこにでも行けて便利なのも確かだ。リスクを考慮したうえで必要ならば、免許証を書き換えるということもアリだと思う。
というわけで、バイクに乗って出かけた。まずはガソリンスタンドを探しに行ったのだが、ホテルのスタッフに聞いた情報ではうまく見つけることができなかった。目についた市場横の大衆食堂で朝ご飯。Bún Bò Gìo Heoブンボージオヘオ 100円
隣の大衆カフェでモーニングコーヒー。
その後近くにいた人にガソリンスタンドの場所を聞くと、親切に教えてくれた。とりあえず、これでこの後の移動は、ガソリン切れの心配なし。
ベトナム再訪2019年度版 目次
ベトナムでの会話に抜群の威力!旅の指さし会話帳
ベトナム料理編 食べる指さし会話帳
安く済ませるなら、前の版を。

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